これから少しずつ寒さが身にしみてくる季節になると、余計に日本人にとっては温泉の湯気と湯船に恋い焦がれます。温泉街で有名な土地を旅行で訪れると、源泉に含まれる成分によって独特の匂いが漂ってきて、咽かえりそうになったり、硫黄のような匂いの場合は中ってしまったりもします。でもお湯から湧き出る水滴の極小の粒の塊の向うがうっすらとしか見えない光景や、想像を湧き立たせる雰囲気は、それこそ日常の生活から逸脱できて、頭から離れない仕事のことなどを一瞬でも忘れて瞑想もできそうな雰囲気ですね。そして、多くの人に知られていないような温泉を見つけて、自分以外は地元の人だけの湯船にゆったり浸かって、そしてその土地の民話やおとぎ話、美味しい物を紹介してもらう、ああ、想像するだけでいい気分ですね。観光ガイドやインターネットにも検索で出てこない、鄙びた温泉はきっとあると思います。思いついた土地に数泊して、土地の人に聞いてから更に奥地などに出かけていける時間に余裕があったら、あるにでも旅行支度して行ってみたいですね。リフレッシュしましょう。